-
Blog
-
BlogX(旧Twitter)では語れない社長のつぶやき
BlogX(旧Twitter)では語れない社長のつぶやき
2026.10.01X(旧Twitter)では語れない社長のつぶやき
旅を終えた妻が、受付にいる理由。〜人生を変えた人との出会い〜

皆さま、こんにちは!
ZEROフィットネスの長縄学です。
10月になりましたね。朝晩に、秋の気配を感じるようになってきました。
このくらいの気持ちのいい気温がずっと続けばいいのに……と思いながら、きっとあっという間に寒くなるんだろうな、と毎年同じことを考えている自分に、年齢を感じます(笑)。
さて、先月このブログで、妻の話を書きました。
モロッコのバスで腹痛と死闘を繰り広げ、真冬のガンジス川に入って寝込み、バンジージャンプを5秒で飛び、標高5,550mまで登り、10日間の沈黙修行までしてきた――受付にいる、あの妻の話です。まだの方は、ぜひ前編からどうぞ。

前回の最後に、私はこう書きました。「帰ってきたとき、その足は”地”についていなかった」と。
今日はその続き。彼女に何があったのか、そして、なぜいまジムの受付にいるのか、という話です。
少し長くなりそうなので、10月と11月の2回に分けてお送りします!
第17回目の「X(旧Twitter)では語れない 社長のつぶやき」のテーマは、「旅を終えた妻が、受付にいる理由。〜人生を変えた人との出会い〜」です。
「動じない人」になった、はずでした

エベレスト街道を登りきり、その後10日間の沈黙にも耐えた彼女は、たしかに、たいていのことでは動じなくなっていました。
ですが、それは外から見た姿だけ。心の中は、行き先を見失った迷子のような状態だったそうです。
当時のことを本人がこう語っていました。
「この世界で、何を信じて、どう動いていけばいいのか、本当に分からなくなっていた。身動きがとれず、ただその日の思いつきで生きているだけになっていた」
起きる時間も、食事も、身の回りのことも、だらしない。頭の中は、瞑想や精神世界のこと――目に見えない世界のことでいっぱい。目の前の現実には、ほとんど目が向いていません。

加えて、目に見えない世界を見ようとしているけれど、実際は、自分のことしか考えていない。
自己中心的で、人の気持ちが分からない。自分さえよければ、それでいい。歯医者の予約も、平気で無断キャンセルする。
……いまの彼女からは、想像もつきません。本人も「本当に自分勝手だった」と、反省と共に苦笑いしながら振り返ります。
度胸も体力もついた。生きていれば何が起きてもおかしくない、ということも知った。それなのに、肝心の「自分はどう生きるのか」が、まるで分からない。
旅でたくさんのものを得たはずの彼女は、人生の迷子になってしまったのです。
なぜ、そうなってしまったのか。その理由は、旅に出る前の彼女と、旅そのものにありました。
テレビの中しか知らなかった25歳

そもそも、旅に出る前の彼女は、どんな人だったのか。
「指示待ち」「他人任せ」「文句だけは一人前」。見事に、三拍子そろっていました。
やることは、人に言われたことだけ。怒られるのが嫌だから、言われた以上のことはしない。自分の意見も、特にない。とにかく誰にも何も言われないよう、無難に過ごす。
できる限り人と関わりたくない。人間関係がめんどくさい。見栄とプライドは人一倍。
酒とタバコとギャンブル(スロット)をやり、その上、世の中にたくさん不満がある。
世界を知る手段は、テレビだけ。画面の向こうで活躍する人を見ては、「どうせ私なんて」と劣等感を抱く。流行りのダイエットを繰り返しては、リバウンド。
本人いわく、「絵に描いたような、世間知らずの小娘」でした。
そんな25歳が、希望を胸に日本を飛び出しました。思い描いていたのは、観光地をめぐる楽しい日々です。
世間知らずが、世界を浴びすぎた

実際、夏のヨーロッパは、観光としては最高だったそうです。今でも、観光を楽しむ場所としてもう一度行きたい場所をあげるとすれば、「スペイン・バルセロナの夏」だと言っています。
ただ、旅は楽しいことばかりではありませんでした。
どの国にも近づいてはいけないエリアがあり、ここには書き切れないトラブルもいくつもありました。
なかでも彼女が戸惑ったのは、アジアの国々を旅していたときの出来事です。
観光地に行くと、子どもたちがお金を求めて集まってくる。
日本でテレビを見ていた頃は、「お金、あげればいいのに」と思っていたそうです。
ですが、現地で知ったのは、渡したお金が、その子の手元に残るとは限らない。よかれと思って渡したお金が、かえってその子たちの暮らしを壊してしまうこともある。
もちろん、本当に生活のために懸命な人たちもいます。だからこそ、どうするのが正解なのかが分からない。
インドや中国では、本人の言葉を借りれば「右を見れば超お金持ち、左を見れば超貧乏」。そんな景色が、当たり前のように広がっていました。
海外の人たちから聞く「日本の姿」も、日本で知っていたものとはずいぶん違っていたそうです。
テレビで見ていた世界と、目の前の現実。その矛盾を、彼女は次々と目の当たりにしたのです。
心が育ちきらないまま、こうした現実を2年間、五感で浴び続けた彼女は、すべてを素直に受け取りすぎて、処理しきれなくなっていきました。
本人もいま、「人として、あまりに未熟だった」と振り返っています。
「ヨガって、心が整うらしい」

人生の迷子になってしまった彼女が、次に向かったのは、インドでした。滞在は半年。目的は、ヨガの勉強です。
その動機がこちら。
「ヨガって、なんだか心が整うらしい」
……前編を読んでくださった方は、覚えているかもしれません。10日間の沈黙修行に参加した動機も「瞑想は、心を整えるらしい」でした。またしても、噂レベルです(笑)。
ただ、笑い話のようでいて、これは彼女なりの必死の選択でした。25年間、目に見えるものしか信じてこなかった彼女が、何を信じればいいのか分からなくなり、すがるように選んだのが「心」の勉強だったのです。
心が整うって、なんだろう。
その目に見えない答えを探して、ポーズの練習に加え、静かに座ることや呼吸法の練習を、たくさんの欧米人に混じって毎日4〜5時間。もがくように続けていました。
そして、このインドでの半年の間に、彼女の人生を変える出会いが待っていました。
こんな女性に、初めて出会った

彼女が通っていたヨガクラスでのことです。
レッスンには参加せず、クラスの後ろのほうで、みんなの様子をただ微笑ましそうに見ている日本人の女性がいました。白のブラウスにピンクのロングスカート、この界隈では見かけない、容姿端麗な方だったそうです。
レッスンのあと、彼女は自然とその女性と話をして、一緒にお茶をすることになりました。
当時のその女性のことを妻はこう話しています。
「天真爛漫で、感情を隠さない。それでいて、細やかな配慮ができて、相手に気を遣わせない。その人がいるだけで、場がぱっと華やぐ。見た目からは想像できないくらいユーモアがあって、笑顔がとても素直。世間知らずだった私の話を、真摯に向き合って、真剣に聞いてくれた。一瞬で心を惹かれた」
「こんなに素敵な女性に出会ったのは、生まれて初めて。こんな女性になりたい」と、心から思ったそうです。
その方の職業を聞いて、彼女は驚きます。東京で、ヨガの先生をしている方でした。
あとから知ったことですが、先生は、伝統的で厳格なヨーガの修行を積んでこられた方でした。
現在は日本で、古代の叡智に現代の解剖学や脳科学を融合させ、医師から一般の女性まで、幅広い方々を指導されています。指導歴は30年以上。これまで向き合ってこられた女性の心と身体は、数万人にのぼるそうです。
彼女がまず驚いたのは、先生の「しなやかさ」でした。
どんな人を前にしても、態度がまったく変わらない。それでいて、決して堅苦しくはない。相手に合わせて、しなやかに表現し、しなやかに言葉を選ぶ。そして、歩く姿までもがしなやか。その歩き方には力みも偏りもなく、あまりにも自然で、どこにいてもその場にすっと溶け込んでしまう。
「何が起きても動じない人になったはず」の彼女が、本物の「動じない人」に出会った瞬間でした。
探していた「心」の答え

見えない世界の答えを探してインドまで来た彼女が出会ったのは、東京で、地に足をつけて働く日本人でした。
インドにいる間、先生は彼女に、ヨガの本質について教えてくださいました。
…ここで少しだけ、ヨガについて。
日本では、ヨガといえばポーズやストレッチを思い浮かべる方が多いと思います。ですが、本来のヨーガは、心の在り方や生き方そのものを扱うもの。ポーズは、そのほんの入り口にすぎないのだそうです。
先生が彼女に話したのは、まさにその「本来のヨーガ」でした。ヨガ初心者の彼女に、難解な聖典の内容をわかりやすく噛み砕き、「心とは何か。心はどう変化して、どう向き合っていくのか。」を現代にあてはめて話してくださったそうです。
エベレストでも、10日間の沈黙でも、毎日4〜5時間のヨガでも見つからなかった「心のこと」。彼女がずっと探していたものが、先生の言葉の中にありました。
この人の元で、学びたい。
インドでの半年を終えた彼女は、帰国すると、迷わず東京の先生の元へ向かいました。
その修行は、ポーズの練習ではありませんでした
東京で過ごした2ヶ月。彼女を待っていたのは、想像していたヨガとはまったく違う日々でした。
インドでは、毎日4〜5時間、ポーズや呼吸の練習に打ち込んでいた彼女。東京でも、きっと同じような修行が続くのだろうと思っていたそうです。
ところが、先生が彼女に教えたことは、4つでした。
落ち着くこと。
素直であること。
謙虚であること。
そして、感謝すること。
当時の彼女には、どれひとつとして、その要素はありませんでした。
2年間の旅で、度胸も体力も身につけた。でも、人と関わりながら、毎日をまっとうに生きていく力は、ほとんど育っていなかったのです。
どれだけ体が柔らかくなっても、どれだけ長く座っていられるようになっても、人としての土台がなければ、心は整わない。
先生が教えようとしていたのは、これから長い人生をまっとうに生きていくための土台作りでした。
そして、”本質的なヨガ”がそれを教えているのです。
己を知ること。
迷子の彼女に必要だったのは、「遠くの答え」ではなく、「足元の地図」だったのかもしれません。
そして、生きる土台を作るには、まず「学ぶ姿勢」から身につける必要がありました。
だから先生は、人生を甘く見ていた彼女に、優しく教えてはくれなかったそうです。
人前で、恥をかかされました。
本気で、叱られました。
何度も、心が折れそうになりました。
何度も、泣き崩れました。
そして4つ目の「感謝」を教わった日。
先生は、彼女の前で、正座をしました。
・
・
・
今月も妻の話をさせていただきました。
続きは、来月11月1日のブログでお届けします☺️
まだ少し、妻の話が続きますがお付き合いいただけますと幸いです。
今月も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
株式会社ZERO
代表取締役 長縄学
▼ZEROフィットネスの雰囲気が丸わかり!Instagramのプロフィールはこちら
(画像をクリック)

【経営理念】
ZEROフィットネスは、
未来(あす)が楽しみと思える身体づくりを地域の皆様に提供します。
🌈心に豊かさ、日常に彩りを🌈
パーソナル専門 ZERO FITNESS
営業時間: 10:00~21:00
定休日: 月曜・日曜 / 祝日
▼↓トレーニングやストレッチの体験のご予約はこちら↓
▼住所
〒454-0912
愛知県名古屋市中川区野田2-450
📍 Googleマップ
シェアする
Category
New Article
Archive
- 2026年10月
- 2026年9月
- 2026年8月
- 2026年7月
- 2026年6月
- 2026年5月
- 2026年4月
- 2026年3月
- 2026年2月
- 2026年1月
- 2025年12月
- 2025年11月
- 2025年10月
- 2025年9月
- 2025年8月
- 2025年6月
- 2025年5月
- 2025年4月
- 2025年3月
- 2025年2月
- 2025年1月
- 2024年12月
- 2024年11月
- 2024年10月
- 2024年9月
- 2024年8月
- 2024年7月
- 2024年6月
- 2024年5月
- 2024年4月
- 2024年3月
- 2024年2月
- 2024年1月
- 2023年12月
- 2023年11月
- 2023年10月
- 2023年9月
- 2023年8月
- 2023年7月
- 2023年6月
- 2023年5月
- 2023年4月
- 2023年3月
- 2023年2月
- 2023年1月
- 2022年12月
- 2022年11月
- 2022年10月
- 2022年9月
- 2022年8月
- 2022年7月
- 2022年6月
- 2022年3月
- 2022年1月
- 2021年11月
- 2021年8月
- 2021年7月
- 2021年1月
- 2020年12月
- 2020年11月
- 2020年6月
- 2020年5月
- 2020年4月
- 2020年1月
体験申し込み・お問い合わせ
LINE公式LINEはこちら

