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BlogX(旧Twitter)では語れない社長のつぶやき・社長インタビュー
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2026.08.02X(旧Twitter)では語れない社長のつぶやき・社長インタビュー
【創業15周年記念社長インタビュー:第3回】なぜZEROフィットネスは選ばれ続けるのか。

皆さま、こんにちは!
ZEROフィットネスの長縄学です。
いつも「社長ブログ」をお読みいただき、ありがとうございます。
2026年6月から3ヶ月にわたってお届けしてきた「ZEROフィットネス創業15周年記念:特別連載!社長インタビュー」も、いよいよ今回が最終回です。
第1回では、プロ野球の夢が破れた25歳からビル一棟移転までの15年の歩みを。
第2回では、私の胸に深く刻まれている、お二人のお客様との物語をお話ししました。
最終回のテーマは、「ZEROフィットネスを支える仕組み」です。
……と言うと、何やら立派な経営論のように聞こえるかもしれませんが、そんな格好の良いものではありません(笑)。ここまでの連載を読んでくださった方ならお分かりの通り、私は失敗ばかりしてきた人間です。今回お話しする仕組みはすべて、その失敗の中から生まれてきたものです。
体験に来ていただいても入会してもらえず、「なんで入ってくれないんだ!?」と嘆いていた15年前の私が、どうやって今の形にたどり着いたのか。
インタビュアーさんが、その”謎”に遠慮なく切り込んでくださいました。それでは最終回、どうぞじっくりとお読みください。
入会率90%超えの理由。「私が話さないこと」

インタビュアー(以下、イ): 第1回では15年の歩みを、第2回ではお客様との忘れられない物語を伺ってきました。今回のテーマは、「なぜZEROフィットネスは選ばれ続けるのか」。この答えを、数字の面から探るところから始めたいと思います。ZEROフィットネスの年間入会率は90%以上。体験に行ったほとんどの方が「ここにしよう」と決めている、ということです。長縄社長、率直に伺います。何をして、入会率が上がったのでしょうか?
長縄社長(以下、長縄): これは企業秘密ですよ(笑)。創業から数年間は、入会率は50〜60%で、「なぜ入会につながらないのか」と本気で考えて、自分なりに分析をしては、とにかくトライ&エラーを繰り返していました。この経験は本当に大きかったですね。
分析して分かったのは、入会につながらないとき、私は「自分ができること」にフォーカスしてお客様に話をしていた、ということです。
イ: 「自分ができること」を話す……。つい、やってしまいそうなことのように思えますが。
長縄: そうなんです。でも本当に大切なのは、その逆でした。「お客様が本当に求めていることを引き出し、それを解決できる道筋を示す」こと。これが何より重要なんです。
当たり前のことのように思えますよね。ですが、実はこの当たり前ができるパーソナルトレーナーは多くないんです。
イ: 「求めていることを引き出す」とは、具体的にはどんなことをされるのですか?
長縄: 例えば、体験にいらした方が「痩せたいんです」とおっしゃったとします。以前の私なら、すぐに「うちなら、こんなトレーニングができますよ」「こうやって痩せられますよ」と話し始めていました。でも今は、まず伺うんです。「なぜ痩せたいと思われたのですか」「その先に、どんな毎日を過ごしたいですか」と。
すると、「健康診断の数値が気になって」という方もいれば、「膝の負担を減らして、旅行を思い切り楽しみたい」という方もいらっしゃいます。同じ「痩せたい」でも、本当に求めているものは、お一人おひとりまったく違うんです。それが見えて初めて、その方だけの道筋を示すことができるんです。
イ: 自分を売り込むのではなく、まずお客様の声を引き出す。創業時代の失敗が、そのまま今の強みの土台になっているのですね。
長縄: そうなんです。まず、「自分のことを理解してくれている」と安心していただくこと。そのうえで、その方にとって最適なプランを導き出すこと。この順番を大切にしています。
例えば、長年運動をしていない方が「痩せたいから」と週3回のトレーニングを希望されても、私はお断りします。体を壊してしまうからです。まずは週1回のトレーニングやストレッチをご提案して、運動に慣れることから始めていただく。さらに、その方の生活スタイルやお仕事、性格まで考慮することも忘れません。
イ: 希望されても、お断りする。売上を考えれば週3回で契約した方がいいはずなのに、あくまでお客様の体が基準なのですね。お仕事や性格まで踏まえた提案は、まさに15年で培われた技術だと感じます。
あえて「担当制」を採用しない理由

イ: お客様の体を基準に、最適なプランを導き出す。それが90%という入会率につながっているのですね。では、入会された「あと」のお話も伺いたいと思います。会員様に「ここに来てよかった」と感じ続けていただくために、裏側ではどんな工夫をされていますか?
長縄: うーん……いろいろあって悩みますね。あえて1つに絞って言いますと、「一人のお客様に、スタッフ全員で向き合う」ことです。
ZEROフィットネスには、私を含めて4人のトレーナーがいます。多くのパーソナルジムでは、一人のお客様に担当トレーナーが一人つく「担当制」や「指名制」を採用していますが、ZEROフィットネスはあえて、それをしていません。スタッフ全員が、「あなたの担当」です。
イ: あえて担当制にしない。それには、どんな理由があるのでしょうか?
長縄: トレーナーによって、得意な分野が違うからです。
私たちはまず、お客様の「困りごと」「目標」「訴え」を解決できる最適なルートを考えます。
例えば、「体を大きくしたい」というお客様に対して、ゴリゴリの筋トレをずっと指導するのは簡単です。ですがZEROフィットネスでは、「より効率よく」「より体のために」「その方の今の心身の状態に合わせて」トレーナーの方を合わせていきます。
例えば、実際にお体を拝見して、体の使い方がまだ上手でない場合は、まず体の使い方を覚えるトレーニングから始めます。体の使い方の指導に特化したトレーナーと筋力アップに特化したトレーナーを組み合わせるんです。こういった仕組みにしているところが、他のジムとの一番の違いだと思います。
イ: お客様が選ぶのではなく、ジム側がお客様の状態に合わせて最適なトレーナーを組み合わせていく。まさに「最適ルート制」ですね。
長縄: そうですね。ただ、これは机の上で考え出した仕組みではないんです。第2回でお話ししたお客様たちと、「その日の状態を見ながら、今日は何ができるのかを一緒に考える」ということを積み重ねてきた。その日々の中で、自然と形になっていったものです。あの頃は私一人でしたが、今は同じ想いを持つスタッフたちがいる。一人のお客様に注げる力も視点も、あの頃の何倍にもなりました。
好きな食べ物まで。1日2回の情報共有

イ: スタッフ全員が「あなたの担当」。心強い形だと思う一方で、担当が固定されないとなると、「私のことを分かってくれているのかな?」と不安に感じるお客様もいらっしゃるのではないでしょうか。
長縄: おっしゃる通りで、そこを支えているのが「情報共有の徹底」です。
ZEROフィットネスでは、毎回のセッションで、その日の体調や日常生活の様子を伺い、それを毎回記録するシステムを整えています。セッションの内容はもちろん、その日の表情、体の状態、さらには人によっては好きな食べ物まで、スタッフ全員で共有しているんです。
イ: 好きな食べ物までですか!
長縄: はい(笑)。ただ、”全員の好きな食べ物”という意味ではなく、それくらい詳しくお客様のことを共有している、という意味ですよ!(笑)加えて、1日2回、スタッフ全員で口頭で情報共有の時間を設けています。なので、どのトレーナーが担当しても、お客様の最新の状態を把握したうえでセッションに入ることができるんです。
体のちょっとした違和感や、日常の何気ない出来事から、心の変化まで伺うようにしています。
イ: 体の状態を共有するのは分かるのですが、なぜ好きな食べ物まで共有されるのでしょうか?
長縄: お客様にとって、セッションの時間は、ただ体を動かすだけの時間ではないからです。「この前おっしゃっていたお店、行かれましたか?」——そんな一言から会話が生まれて、心がほぐれていく。普段あまり顔を合わせないトレーナーが担当する日でも、お客様のことをきちんと知ったうえでお迎えできれば、距離感はぐっと縮まります。体の情報だけを引き継ぐのではなく、その方「まるごと」を全員で共有する、というイメージですね。
イ: 毎回の記録と、1日2回の口頭での共有。その積み重ねがあるからこそ、「誰が担当しても安心」が実現できるのですね。
「意地悪な質問」の裏にある、本当の心の声

イ: 体の情報だけでなく、その方「まるごと」を共有する——先ほど、日常の出来事から心の変化まで伺うともおっしゃっていました。ZEROフィットネスのトレーナーの皆さんは、体と同じくらい、お客様の「心」を見ていらっしゃるのですね。
長縄: そうですね。私は、トレーナーの仕事は、トレーニングを教えることだけではないと思っています。トレーニングのやり方を知るだけなら、今の時代、YouTubeで十分に叶いますから。
トレーナーの真価は、お客様の「言葉にならない訴え」を汲み取る力にあると考えています。
イ: 「言葉にならない訴え」ですか。具体的には、どういうことでしょう?
長縄: 実際にあった話をしますね。随分前に、少し意地悪な質問を来店の度にしてこられるお客様がいらっしゃいました。一見すると「鬱陶しいな」と思われがちな場面かもしれません。
でも、実はその心の声は、「もっと自分のことを分かってほしい」「あなたなら分かってくれるでしょう」という想いの裏返しなんです。ご本人にその意識がなかったとしても、です。
私はお客様の言葉の表面ではなく、その奥にある訴えを汲み取ります。
こちらのお客様に私がどう対応したかというと、その方が口にされた言葉や気にされていたことを毎回記録して、次の来店時には、こちらから先に声をかけるようにしたんです。「前回おっしゃっていた件、あれから調べてみたのですが」と。
試すような質問をされる前に、先回りしてお応えする。「この人は自分のことを覚えていて、考えてくれている」と伝わってからは、意地悪な質問はぴたりと止まり、体のことを何でも相談してくださる関係になりました。
イ: なるほど。それにしても、長縄社長はなぜそこまで心の声を汲み取ることができるのでしょうか?意地悪な質問をされたら、普通は嫌なものですよね。
長縄: おっしゃる通りです(笑)。正直に言うと、起業したばかりの頃は、意地悪なお客様に対して「嫌だな〜」と感じることが多かったんです。
でも今は、まったくそう思いません。「この方は、何を訴えているんだろう」という気持ちで接しています。というのも、15年続けてくる中で、あることに気づいたからです。その訴えにきちんと応えると、その方は誰よりも熱心なファンになってくださる、ということに。
イ: 「嫌だな」と感じていた相手が、一番のファンに変わる。まさに発想の転換ですね。
長縄: 意地悪に見える言葉は、裏を返せば、それだけ私たちに期待してくださっているということですから。そう捉えられるようになってから、お客様との向き合い方が変わりました。
イ: その”汲み取る力”は、社長お一人のものではなく、スタッフの皆さんにも受け継がれているのでしょうか?
長縄: はい。もちろん、一朝一夕に身につくものではありません。ですが、日々の情報共有の場では、「あのお客様の今日のあの一言には、こういう想いがあったんじゃないか」という話をするようにしています。技術として教え込むというより、お客様一人ひとりの心の動きを、全員で一緒に考え続ける。その積み重ねの中で、スタッフたちも本当に頼もしくなりました。
イ: 言葉・仕草・所作から、その方の心を汲み取る。失礼ながら、それは天性の才能ではなく、「嫌だな」から始まった15年の積み重ねなのですね。その技術が、日々の共有を通じてチーム全体の力になっている。納得しました。
「全力でやること」が、正解とは限らない

イ: ここまで、お客様の「心」との向き合い方を伺ってきました。となると、次に気になるのは「体」との向き合い方です。パーソナルジムというと、毎回全力で限界まで追い込むイメージがありますが、ZEROフィットネスのセッションもそうなのでしょうか?
長縄: 半分は当たっていて、半分は違います。全力でできるときは、全力でやります。追い込めるときには、しっかり追い込む。ここは他のジムに負けないつもりです。
ただ、毎回そうではありません。私たちが大切にしているのは、「今、お客様ができるベストを常に提供すること」。つまり、メリハリです。
体調が優れない日や、心が疲れている日は、無理にトレーニングをしません。体を思うように動かせない日は、メニューを軽めにしたり、ストレッチの要素を多めにしたり。「今日は何ができるのか」を考えて、その日のベストを積み重ねていきます。
イ: 追い込む日もあれば、あえて緩める日もある。その見極めは、なぜそこまで重要なのでしょうか?
長縄: 体づくりは、「やりすぎ」ても「やらなさすぎ」てもダメだからです。
やりすぎれば、体を壊したり、つらくなって足が遠のいてしまう。やらなさすぎれば、体は変わらない。このバランスを、その日のお客様の状態に合わせて見極めることこそ、私たちトレーナーの仕事だと思っています。
そして、そのバランスの先にあるのが「続けること」です。第2回でお話しした80代のお客様も、10年以上の積み重ねが、あの結果につながりました。だから、極端なことを言えば、「今日は来店するだけでOK」という方がいてもいいと、私は本気で思っています。
イ: 攻めるときは攻め、緩めるときは緩める。その日その方に合わせたメリハリが、無理なく続く理由であり、結果につながる理由でもあるのですね。
長縄: はい。ここに足を運んでくださること自体が、すでに一歩です。
15年で変わらないもの、変わったもの

イ: さて、いよいよ最後の質問です。様々なご経験をされてきた長縄社長ですが、創業当時と今とで、フィットネス事業に対する考え方に変化はありましたか?
長縄: そうですね。特に「考え方」については大きな違いはないです。始めた当初から「人の役に立ちたい」という思いは変わらず持ち続けていますし、一人でも多くの方を健康に、笑顔にしたいという根本は、何も変わっていません。
ただ、その想いの「形」が変わった点を挙げるとすれば、創業当時の「複数のお客様に対して、スタッフ一人が関わる」というスタイルから、「一人のお客様に対して、スタッフ全員で全力を注ぎ込む」というスタイルへ。これが、15年で一番変わったところではないでしょうか。
駅前で一人チラシを配っていた28歳の自分に、教えてあげたいですね。「15年後、お前は一人じゃないぞ」って(笑)。
イ: 想いは変わらず、形が進化した。第1回から伺ってきた15年の歩みが、その一言につながった気がします。それでは本当に最後に、ZEROフィットネスの「これから」について、一言お聞かせください。
長縄: はい。実は今、ZEROフィットネスの自社アプリを制作しているんです。2026年の年内にリリースできるよう、全力で取り組んでいるところです。
お客様に運動を楽しみながら続けていただくこと。そして、一人ひとりに寄り添うこと。この2つに、これまで以上に力を入れていくための挑戦です。ジムの中だけでなく、日常の中でもお客様のそばにいられる存在になれたら、と思っています。
イ: 15周年はゴールではなく、次の挑戦の始まりでもあるのですね。続報を楽しみにしています。長縄社長、3回にわたる長時間のインタビュー、本当にありがとうございました!
長縄: こちらこそ、ありがとうございました。
インタビュアー後記

長縄社長への取材を終えて、いま改めて感じるのは、パーソナルトレーニングというサービスの奥深さです。
おそらく、私も含めたトレーニング初心者が抱く「パーソナルトレーニング」のイメージは、「自分ではできない特別なトレーニングで追い込んで、見た目をどんどん変えていく」というものではないでしょうか。
もちろん、ZEROフィットネスはそのような要望にも応えることができます。ですが、取材を終えた今、それはZEROフィットネスの魅力のほんの一面にすぎないと感じます。
長縄社長の想いや、お客様とのお話を伺っていく中で見えてきたのは、トレーニングの場である以上に、人と人とが「心を通わせることのできる場所」としてのZEROフィットネスでした。
第1回でお聞きした、体験に来ても入会してもらえなかった「オレ様」時代の失敗。第2回でお聞きした、その日の体の状態に合わせて「今日は何ができるか」を一緒に考え続けた日々。そして今回お聞きした、担当制を置かず、スタッフ全員で一人のお客様に向き合う仕組み。
失敗から学んだ「求めていることを引き出す」姿勢が、お客様との日々の中で「寄り添い」に育ち、それが今、4人のスタッフが共有する「仕組み」になった。
ZEROフィットネスの強みは、どこかから持ってきたノウハウではなく、15年かけてこの場所で育てられたものなのだと思います。
だからこそ、真似ができない。選ばれ続ける理由は、そこにあるのではないでしょうか。
15年の物語は、これで一区切り。けれど、ZEROフィットネスとお客様の物語は、これからも続いていきます。
3ヶ月間、お読みいただき、ありがとうございました。
最後に——長縄より
皆さま、3ヶ月間「インタビュー記事」にお付き合いいただき、ありがとうございました。
こうして振り返ると、ZEROフィットネスの15年は、お客様と、家族と、スタッフ、関わってくださったすべての方々と一緒に作り上げてきたものだと、改めて感じます。
ZEROフィットネスは、16年目も、変わらず「お客様の人生に寄り添う場所」であり続けます。
来月からは、いつもの「社長ブログ」を再開予定です!またお会いしましょう!
株式会社ZERO
代表取締役 長縄学
▼ZEROフィットネスの雰囲気が丸わかり!Instagramのプロフィールはこちら
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【経営理念】
ZEROフィットネスは、
未来(あす)が楽しみと思える身体づくりを地域の皆様に提供します。
🌈心に豊かさ、日常に彩りを🌈
パーソナル専門 ZERO FITNESS
営業時間: 10:00~21:00
定休日: 月曜・日曜 / 祝日
TEL 052-351-7400
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