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Blogお客様の声・社長インタビュー
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2026.07.01お客様の声・社長インタビュー
【創業15周年記念社長インタビュー:第2回】お客様の人生に寄り添い続けた15年。忘れられない2つの奇跡

皆さま、こんにちは。
ZEROフィットネスの長縄学です。
いつも「社長ブログ」をお読みいただき、ありがとうございます。
2026年6月・7月・8月は、いつもの社長ブログをお休みし、「ZEROフィットネス創業15周年記念:特別連載!社長インタビュー/全3回」をお送りします。
第2回目となる今回は、前回に続いて、インタビュアーの方に聞き手となっていただき、この15年間で出会ってきたお客様との忘れられないエピソードについて、じっくりとお話しさせていただきました。
運動を通して、体が変わる。
そして、時には、その人の人生そのものが少しずつ動き出していく。
私の胸に今も深く刻まれている、お二人のお客様との物語をご紹介します。
インタビュアーとの対談を通して、ZEROフィットネスが大切にしてきた「人生に寄り添う」という想いを、少しでも感じていただけたら嬉しいです。
15年間で忘れられない、お客様とのエピソード
インタビュアー(以下:イ): さて、ここまで、 「現在のZEROフィットネスに至るまでの15年の歩み」を伺ってきました。ここからは、続いてのテーマに移りたいと思います。15年間、たくさんのお客様の人生に寄り添ってこられたと思いますが、特に印象に残っているエピソードを教えていただけますか?
長縄社長(以下:長縄): とても難しい質問ですね……!お一人おひとりに大切なエピソードがあって、それぞれのドラマがありましたから。
そうですね……それでは、その中からお2人の忘れられないお話をさせていただきますね。
イ: ありがとうございます。ぜひお聞かせください。
若年性パーキンソン病の女性との出会い

長縄: ZEROフィットネスをオープンして、まだ数カ月しか経っていない頃のことです。当時29歳の女性の方が、突然店舗のドアを開けてお越しになりました。その方は、私にこうおっしゃったんです。
「私、若年性パーキンソン病なんですけど、ここのジムで運動させてもらえますか?」と。お話を伺うと、「いろんなジムに行ったんですけど、病気を理由にすべて断られてしまって……」ということでした。
イ:29歳という若さでですか……。病気への不安を抱える中、頼みの綱だったジムに断られ続けていた。そのときのご本人の心細さは、計り知れないものがありますね。当時のその女性のお体は、どのような状態だったのですか?
※若年性パーキンソン病とは
脳の指令が体にうまく伝わらなくなり、自分の意志とは関係なく手足が震えたり、体が硬くなってスムーズに動かせなくなったり、筋力がどんどん衰えていってしまう、進行性の神経疾患。国が指定する難病。一般的には高齢になるほど発症する人が増えるが、40歳以下で発症するケースは「若年性パーキンソン病」と呼ばれる
長縄:当時、店舗はビルの2階にあったのですが、その方は自力で階段を上ることができず、エレベーターを使って、ようやく来店できるような状態でした。
歩くたびにつまずき、いつ転倒してもおかしくないほど、足元も不安定だったんです。
当時の私に、確固たる自信があったわけではありません。それでも、その方の悲痛な思いを聞いて、「なんとか力になりたい」と強く思いました。その方と話し合って、「私のできる限りを尽くします」とお伝えし、その場で通っていただくことを決めたんです。
イ: 医療の専門知識が必要な難しい状況の中で、社長の「目の前の人を救いたい」という情熱でスタートしたのですね。そこから一体、どのような運動を重ねていかれたのでしょうか?
「なんとか力になりたい」から始まったマンツーマン指導

長縄:まずは、パーキンソン病について必死に調べ、勉強しました。
また、来店されるたびに、主治医の先生から伝えられたことを細かく伺い、その日の体の動きや状態に細心の注意を払いながら、指導を続けていったんです。
当時のZEROフィットネスは、現在のようなマンツーマン指導ではなく、お客様ご自身でマシンを使ってトレーニングしていただき、必要に応じて私たちが補助をするスタイルでした。
そこで、その方については通常の運営スタイルとは異なり、特別にマンツーマンで対応することにしたんです。
イ:病気について学びながら、その方の状態に合わせた特別なサポートを続けていかれたのですね。
階段を上り、自転車で通えるようになるまで

長縄:その方は、よほど体調が悪いとき以外は、毎週土曜日に欠かさず通ってくださいました。
ただ、パーキンソン病の症状は、その日によって大きく異なるんです。
比較的体が動く日もあれば、自分の意思とは関係なく全身が動き続けてしまい、ご自身の手で腕や脚を押さえながら、何とか動きを落ち着かせようとする日も度々ありました。
イ:自分の体なのに、思うように動かせない……。
長縄:そうなんです。それでも、その方は決して投げやりにはなりませんでした。
いつもご自身の体に話しかけていて、例えば「今日はあまり言うことを聞いてくれないね」とか、座ったまま立てなくなってしまったときは、「はーい、動くよ。いち、にの、さーん」と体に声をかけながら、立ち上がることもありました。
イ:まるで誰かを励ますようにご自身の体に声をかけていたのですね。
長縄:はい。その姿を見ながら、私自身も、自分の体と向き合い続けることについて、何度考えさせられたことでしょう。
こういった事情で、毎回トレーニングができたわけではなく、十分に体を動かせない日も度々あったんです。
体が大きく傾き、まっすぐ歩くことが難しい日は、無理にトレーニングをせず、その場で横になっていただき、体をほぐすことに専念しました。
その日の状態を見ながら、「今日は何ができるのか」を一緒に考え、できることを一つずつ積み重ねていったんです。
イ:決められたメニューをこなすのではなく、その日の体に合わせながら、長い時間をかけて寄り添ってこられたのですね。
長縄:そうですね。すると、少しずつですが、確かな変化が現れ始めました。
当初は階段を一段も上れなかったその方が、出会ってから2年ほど経った頃、なんとご自身の足で階段を上り、店舗に入ってこられたんです。
イ:すごい!一日一日の積み重ねが、少しずつ、でも確実に体の変化につながっていったことが伺えます。
長縄:はい。そして、その約1年後には、さらに驚くような出来事がありました。
その方は、いつもご自宅から歩いて来店されていました。土曜日になると、「そろそろ、いらっしゃる頃かな」と、2階の窓から到着される様子を見ていたのですが、ある日、なんと自転車をこいで店舗へ向かってこられたんです。
イ:自転車ですか!?
長縄:はい。あの瞬間は、本当に心臓が止まるかと思うくらい驚きました。
「大丈夫かな……」という心配もありました。長く見守ってきたからこそ、親心に近い気持ちもあったのかもしれません。
それでも、ご自身の力で自転車をこいで来られる姿を見たときは、「感動」という言葉では到底足りないほど、胸が熱くなりました。
イ:階段を1段も登ることができなかった状態から、3年後には自転車で通えるようになった…。
ご本人が諦めずに体と向き合い続けたこと。そして、長縄社長がその日の状態に寄り添いながら支え続けたこと。その積み重ねが生んだ、まさに「奇跡」ですね。
夢にも思っていなかった結婚の報告

長縄:自転車に乗れたことが、本当に嬉しかったです。その後も、毎週欠かさず通い続けてくださいました。そして、出会ってから7年ほど経ったある日のことです。
その方が少しはにかみながら、「長縄さん、私、結婚することになりました。私が結婚できるなんて、夢にも思っていませんでした」と、報告をしてくださったんです。
その言葉を聞いた瞬間、出会った頃のことや、7年間の努力、その方が歩んできたこれまでの人生が一気に頭を駆け巡り、その場で二人そろって大泣きしてしまいました。
イ: 夢にも思っていなかった結婚…。病気でお出かけすら命がけだった彼女が、大好きな人と結ばれる未来を掴み取ったのですね…。その報告を聞いた長縄さんの喜びは、言葉では言い表せないものだったではないでしょうか。
長縄: ええ、本当にそうです。結婚式は、時代の背景もあったかと思いますが、彼女の体調も考慮され、オンラインでおこなわれました。
私も妻と一緒にZoomで参加させていただいたのですが、画面に映し出された彼女の美しい花嫁姿を見たときは、涙が溢れて止まりませんでした。今でもドレス姿が、鮮明に心に残っています。

ご結婚された今でも、遠方から1時間もかけて、15年間ずっと毎週土曜日に通い続けてくださっているんです。今でも彼女のサポートができていることが、とても幸せです。
イ:15年前、どのジムにも受け入れてもらえなかった中で、長縄社長の「なんとか力になりたい」という強い思いと、ご本人の諦めない努力が、少しずつ未来を切り開いていったのですね。
長縄: ありがとうございます。そう言っていただけると、あのとき一歩を踏み出して本当によかったなと思います。ただ、決して喜ばしいことばかりではありません。
その方は、これからも病気と付き合いながら生きていかなければなりません。だからこそ、これからも少しでも力になれるよう、寄り添い続けていきたいと思っています。
イ:胸が熱くなる、かけがえのないお話を聞かせていただき、本当にありがとうございました。
さて、冒頭で「忘れられないお二人」とおっしゃっていましたが、もうお一人についても、ぜひお聞かせいただけますか?
もう一人の忘れられないお客様
長縄: はい。もうお一人は、ZEROフィットネスを創業した28歳のときから、かれこれ15年。私のことを「育ててくれた」と言っても過言ではないお客様のことです。
イ: 創業当時から15年間もですか……!先程の若年性パーキンソン病の女性も15年とおっしゃっていましたし、この方もまさにZEROフィットネスの歴史を一緒に歩んでこられた方なのですね。
どのような方なんですか?
家族のために尽くし、自分の時間を取り戻した女性

長縄:その女性のお客様は、3人のお子さんを育てながら、長年にわたり、ご自身とご主人、それぞれのご両親の介護にも多くの時間を費やしてこられた方でした。
子育てや介護が一段落し、60代後半になって、ようやく自分のために時間を使えるようになったことをきっかけに、ZEROフィットネスへ通い始めてくださったんです。
ゴルフが本当にお好きで、「もっと良いスコアを出したい!」と、週に2回、まるで日課のようにはつらつと通ってくださっていました。
あるときには、「長縄さん、ホールインワンしちゃったわ!」と、嬉しそうに報告してくださったこともあったんですよ。
イ:ホールインワンですか!すごいですね。めったに経験できないような快挙を達成されたのですね。日頃のトレーニングの成果もあり、元気にゴルフを楽しまれていたことが伝わってきます。
長縄:そうなんです。そのときは、ほかのお客様も一緒になって、みんなで喜びました。
イ:素敵ですね。ご家族のために長い間尽くしてこられた方が、ようやく手にした自分の時間を、大好きな趣味のために使う。とても素敵なセカンドライフですね。
ZEROフィットネスのお母さんのような存在

長縄:その方は、いつも上品なお洋服を身にまとい、お化粧もきれいにされていて、その気品あふれる姿を見るたびに、私も背筋が伸びる思いでした。
私のことを本当の息子のようにかわいがってくださる一方で、信頼してくださっているからこそ、私が少しでも甘えた姿勢を見せると、「長縄さん、そんなんじゃダメよ!」
と、仕事のことを本気で叱ってくださることも何度もありました(笑)。
イ:まさに「ZEROフィットネスのお母さん」のような存在であり、長縄社長が経営者として成長していく姿を支えてくださった方なのですね。
長縄:はい、おっしゃる通りです。
突然の「膵臓がん」と「余命半年」の宣告

長縄:そんなふうに家族のような関係を築きながら、通い始めていただいてから10年以上が経った頃のことです。その方が80歳を迎えて間もないある日、突然、「膵臓がんが見つかった」と報告を受けました。
さらに、お医者様から「もって年内。余命半年くらいでしょう」という、あまりにもつらい余命宣告を受けたそうです。突然すぎて、私は一瞬、何かの間違いではないかと思いました。目の前にいる本人はいつもと変わらないんです。
イ:余命半年……。
長縄:膵臓がんは、初期には症状に気づきにくく、発見されたときには病状が進行していることも多いといわれています。
その方も、少しお腹に違和感がある程度で、それまで大きな異変は感じていなかったそうです。報告を受けた瞬間、私は頭が真っ白になり、立っているのがやっとでした。
まるで本当の家族のことを告げられたかのようで、どうしても現実を受け入れることができませんでした。
イ:10年以上にわたり、家族のように笑い合い、共に歩んできた大切なお客様へのがん宣告。しかも、「余命半年」という、あまりにも重い宣告です。言葉を失ってしまいますね……。
その後、その方はどのような決断をされたのでしょうか?
「私は絶対に諦めない」動ける限り通い続ける決意

長縄:その方は、私に強い意志を伝えてくださいました。
「私は絶対に諦めない。動ける限り、ここ(ZEROフィットネス)に通い続けて病気と闘うのよ」と、力強く言い切られたんです。
私はひどく落ち込んでいましたが、その言葉を聞いて、「自分が落ち込んでいる場合ではない」と、ハッとさせられました。
ただ、当時80歳という年齢もあり、いくつもの病院を受診しても、「この年齢での手術はリスクが高く、難しい」と、断られ続けたそうです。
イ:年齢という大きな壁が立ちはだかったのですね。限られた時間の中で、治療の選択肢を探さなくてはいけない、非常に厳しい状況が伺えます。
10年以上の運動が手術への可能性につながった

長縄:”なす術がない”可能性もあったそうです。しかし、諦めずに病院を探し続けたことで、状況が大きく動きました。
ある病院を受診した際、お医者様の前で両手を上げたり、立ち上がったり、歩いたりと、実際に体の動きを確認されたそうです。
すると、その動きを見たお医者様が驚いて、こうおっしゃったそうです。
「とても80歳の体とは思えません。どうして、これほど筋力があって、しっかり動けるのですか。これだけ体力があるのなら、手術をやってみましょう」と。
イ:そんなことがあるんですね……。まるでドラマのようです。
お医者様を驚かせた「80歳とは思えない筋力と体力」は、まさにZEROフィットネスで10年以上、週2回の運動を積み重ねてこられた、その方の努力の証しではないでしょうか。
長縄:私もそう思いました。お医者様の言葉を聞いたその方は、すぐに私へ報告してくださいました。
「私、本当にここ(ZEROフィットネス)で、ずっと運動を続けてきてよかった。長縄さんを信じて運動してきたからこそ、手術を受けるチャンスをもらえたんだわ」そう言っていただけて……。
あのときは、嬉しさと安堵で涙があふれました。
イ:なんというお話でしょう…聞いているだけでも胸がいっぱいです…。「運動を続けてきてよかった」という言葉は、まさにトレーナー冥利に尽きる言葉のように思います。長年積み重ねてきた運動が、手術へ挑むための可能性をもたらしたのですね。
「生きていることは、決して当たり前ではない」

長縄:病院から「余命半年」と告げられた厳しい状況の中、手術を無事に乗り越え、あれからもう3年が経とうとしています。
出会ってから15年が経った今も、元気にZEROフィットネスへ通ってくださり、一緒にトレーニングやストレッチに取り組んでいるんです。
大病を経験されてからは、以前にも増して穏やかになられ、感謝に満ちた言葉をかけてくださるようになりました。「いつもありがとう。今日も皆さん素敵ですね」と、笑顔で話してくださいます。
その方の何気ない一言一言に触れるたびに、私は「生きていることは、決して当たり前ではない」と気づかせていただいています。
イ:「余命半年」と告げられた状況から手術を乗り越え、3年が経とうとする今も、元気にZEROフィットネスへ通われている。その事実だけでも、胸に迫るものがあります。
長縄:その方の癌は完治したわけではなく、今も治療を続けられています。決して安心できる状況ではありませんが、これからもその方が自分らしく毎日を過ごせるよう、私たちにできることを精一杯続けていきたいと思っています。
イ:心に残るお話を聞かせていただき、ありがとうございました。
長縄:こちらこそ、ありがとうございます。人生の大先輩から、教科書では学ぶことのできない、多くのことを教えていただいています。
ZEROフィットネスが支えているもの
イ:ここまで長縄社長のお話を伺い、改めて強く感じました。
ZEROフィットネスは、単に筋肉をつけたり、ダイエットをしたりするだけの場所ではなく、お客様一人ひとりの人生に寄り添い、その方が自分らしく歩み続けるための力を支える場所なのだと。
長縄社長、あらためまして、大切なお二人のお客様のことを聞かせていただき、本当にありがとうございました。
長縄:ありがとうございました。
インタビュアー後記
皆さま、ZEROフィットネス創業15周年記念特別連載「第2回」は、いかがでしたでしょうか?
長縄社長とお客様との間に築かれた、15年という歳月だけでは語り尽くせないほどの深い絆。
今回のお話を通して、「運動は、単に筋肉をつけたり体型を変えたりするためだけのものではない」と感じた方もいらっしゃるかもしれません。
階段を上れなかった方が、自転車に乗れるようになり、結婚という未来をつかんだこと。そして、長年積み重ねてきた筋力と体力が、80歳で手術に挑む可能性につながったこと。
どちらも、ご本人の諦めない努力と、長縄社長が一人ひとりのお客様と真剣に向き合い続けてきた時間が生んだものです。
15年間、お客様と共に喜び、悩み、ときには涙を流しながら歩んできたZEROフィットネス。
飾ることなく、どこまでも真っすぐにお客様と向き合う長縄社長の姿勢に触れ、私自身も多くのことを考えさせられました。
第3回予告:ZEROフィットネスを支える、驚きの仕組み
さて、今回のインタビューは、これだけでは終わりません!
続く第3回(2026/08/01配信予定)では、いよいよ「ZEROフィットネスを支える、驚きの仕組み」に迫ります。
かつては、なかなか入会につなげることができなかった長縄社長が、今では「入会率95%以上」を誇る理由とは?
複数のトレーナーで一人のお客様を支える、ZEROフィットネス独自の仕組みとは?
そして、お客様の「声にならない声」を汲み取る、ZEROフィットネスのトレーナー陣の接客技術とは?
その仕組みと、現場で培われてきた技術の秘密について、私インタビュアーが、さらに深く、遠慮なく切り込んでまいります!
第3回も、どうぞお楽しみに!
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